伊東市章

城ヶ崎海岸自然研究路コース

城ヶ崎海岸自然研究路コース

城ヶ崎自然研究路コース -溶岩台地の自然探索-

コース案内

天城山系の溶岩がなだれ込んでできた城ヶ崎海岸は総延長15kmの雄大なリアス式毎岸。
海崖は絶壁が連なり、岬から岬へと続く様は、溶岩と柱状節理と海の碧さのコントラストが壮観です。
自然の美しさを保ち訪れる人に自然の驚異を教えています。
海岸線は約9kmに及び、遊歩道が整備され自然研究路として四季折々ハイカーで賑わいます。

八幡野漁港 〜橋立て・つり橋 〜とよ

つり橋

洞の穴(薬師穴)

入口に風化した33観音があり、
広い洞窟には弘法大師の石仏や供養塔、さらに稲荷大明神の祠が多数まつられている。

橋立て海のつり橋

自然の造形の美しいこの橋立てと対面のじょうせんが根につり橋があります。
ここの吊り橋は、橋の上からの眺望に富み
大自然の厳しい様相が美しさとあいまって、このコースー番の景観を見せています。
橋の長さは60m、高さは16mです。(昭和46年5月完成)

大淀・小淀

眼下の岩礁にある大小の汐溜まりは昔から大淀・小淀と呼ばれていました。
自然が造形した天与のプールとして地元の人々に親しまれています。
汐溜まりの中には磯に住む小魚、貝等水辺の小動物が多く、じっくりと観察も出来ます。
階段を降り手前の亀甲状石に立って、さいつなの岬を眺めると柱状節理の岩礁が良く観察できます。
また前方の「前の島」は五角柱を組み合わせたような波蝕の美しい姿を見せています。
海岸に降りるとき注意して下さい。

はしたて

天城山系の大噴火により流出した溶岩が海中に流れ込み、
急激に冷やされて出来た柱状節理が最も良く観察できる場所として有名です。
また長い間の波蝕により持ち去られた溶岩塊の跡は、
あたかも名工が亀甲石を彫刻したような見事なものです。
雨上がりの日には海に落ちる滝が見れるかも…。
自然の造形の美しさをゆっくり観察しましょう。

はしがかり

風波の侵食により城ヶ崎海岸はさまざまな様相を呈していますが、
脚下に自然が自ら作り出したとさえ思われる石橋があります。
古くから「橋がかり」と呼び伝えられているのです。
天城山系の火山より流出した溶岩と風波の対決場所として珍しい自然現象の一つです。

いがいが根 〜まないた岩・奥の院 〜蓮着寺

蓮着寺

日蓮上人と蓮着寺・まないた岩

日蓮上人が「立正安国論」をあらわし、鎌倉幕府の怒りにふれて伊東への流罪を宣告されます。
小舟に乗せて送られてきた日蓮は、満潮時には波の下に沈んでしまう岩の上に置き去りにされますが、
危機一髪のところを川奈の漁師に救われ難を逃れます。
日蓮が置き去りにされた岩は、後に「まないた岩」とよばれるようになりました。
近くに日蓮上人ゆかりの寺「蓮着寺」があります。
この寺は後に当地を治めていた小田原北条氏の今村若狭が
日蓮のゆかりにちなんで祖師堂を建て、付近の土地七十町歩を寄進したのが始まりです。
広大な寺の境内には美しい自然林の中に日蓮上人ゆかりの袈裟かけの松や石食いのモチの木等があります。
ここから自然研究路、八幡野漁港まで約6km。ゆっくり歩いて約3時間です。

日本北限のヤマモモ

ヤマモモ 蓮着寺の境内の自然林の中にはヤマモモが自生しています。
自然の群生としては北限の地です。
このヤマモモは雌木で樹高15m、根回り7.2m、
枝張り東西22m南北17.7mで、根本から80cmのところで枝別れしています。
ヤマモモの木としては静岡県下最大級の巨木です。